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月刊薬膳コラム
■ 程さんの月刊薬膳コラム5月号 ■
「上海万国博覧会開幕!上海の見所をご紹介。」

いよいよ史上最大の上海万国博覧会が始まりました。飛躍的な高度成長を続ける中、国が国家の威信をかけて取り組んだ、まさに最強のプロジェクトです。すでにテレビ、新聞などで報道されているように大盛況。順当に行けば、大成功間違いなしでしょう。これを機会に上海を旅する方も多いかと思います。そこで、今回は、万博以外の上海の見所を私なりにご紹介してみたいと思います。

早くから居留地として海外との交易の多かった上海は、現代の躍進する中国の中でもひときわ抜きんでて開発が進んでいます。そして、中国の伝統を伝えるとともに、21世紀を反映したものも少なくありません。

 まず、上海を旅したなら、必ずといっていいほど足を運ぶのが「豫園商城(よえんしょうじょ)ユーユェンシャンチャン 」。 上海人の潘允瑞という高級役人が、晩年を迎えた父への親孝行のために造営した庭園。完成まで18年の歳月を費やした名園です。

池を回廊が取り巻き、辺り一帯には商店、土産物屋、レストランなどショッピングセンターの趣でいつもにぎわっています。数ある食べ物やのなかで、お勧めは「南翔・なんしょう」という小龍包の専門店。小龍包はご存じの通り、スープ入りの餃子ですが、なにしろ人気店なので行列は当たり前。そこで裏技。外国人専用のスペースがあります。少し割高ですが、値打ちがあります。

 そして、次が「南翔」の裏手にある「臭豆腐・しゅうどうふ」の屋台。文字通り、豆腐を発酵させたもので、強烈な臭いが特徴です。ひところは、あまりの臭さに政府が発売を禁止したという曰く付きのもの。油で揚げて、甘辛いソースをからめてあります。これをワンパック買って、ほおばりながら庭園を巡る。これが通です。

そして、この一角に箸の専門店があります。ほんの二坪ほどの小さなお店ですから注意して探さないと見落としてしまいそうです。古今東西、ありとあらゆるお箸が揃っています。中国の凝りに凝った細工物もきれいですし、朝鮮、日本のお箸まで並びます。さすがに象牙の細工物は条約の関係でなくなりましたが、東アジア各国の箸の違いを見るだけでも楽しい。そして、おみやげにも手軽で喜ばれます。

こうした古来の文化の片側で、コンビニやマクドナルド、ケンタッキー、回転寿司、スーパーなども多数見受けられます。新旧が交錯しながら発展を続ける中国そのものといっていいでしょう。前回ご紹介した「田子坊」あたりは、もう、ここがどの国かわからなくなるような、そんな国際色豊かなカフェが軒を連ね、独特の風情が味わえます。

 最後に上海にいらっしゃる方にひとことアドバイス。やはり、上海は暑い。日本よりも格段、暑いので、どうしても水分の補給となるのですが、生水、氷、フルーツジュースなどは、絶対に口にしない。これが大原則です。氷の入った飲み物もダメ。コンビニでペットボトルを買うこと。そして、上海の新旧の建物を川から優雅に眺めることのできるナイトクルーズがおすすめ。一時間ほどで万博会場あたりまで行き来してくれます。ライトアップされた過去と未来を両岸に眺めながら、川風を満喫してみてください。

歴史上、上海が今年ほど脚光を浴びる年はないでしょう。そして、それは中国5000年の歴史のなかで、やっと統一され、やっと国家としてまとまり、やっと近代化に踏み出した中国の象徴でもあります。私には、いいも悪いも、この姿に21世紀を実感します。みなさんはいかがでしょうか。



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