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月刊薬膳コラム
■ 程さんの月刊薬膳コラム2月号 ■
「昔ながらの風邪の予防方法」

相変わらずインフルエンザが猛威をふるっています。風邪とはまったく異なる病気ですが、いずれにしても、うがいと手洗いしか、対応策はなさそう。インフルエンザはともかく、せめて風邪には、昔ながらの対処方法があります。今回はそれらをお話しします。

 風邪の予防について、意外に知られていないのが、部屋を暖色系にすること。どうして、部屋を暖色にすれば、風邪の予防になるのか。不思議に思われる方も少なくないかもしれませんね。

テーブルクロスや食器など、身の回りにある色を暖色系にすると、体温が0.5度あがるというデータがあります。人間の視覚からの刺激が働くようです。寒い時期に視覚的に体温を上げる。これも小さな生活の知恵で。夏場にガラスの器を重宝するように。

 さて、風邪かなと思ったときの、当初の対処法。これまでにもお話をしているかもしれませんが、熱いスープ類を。おろし生姜、胡椒、山椒、七味、カレー粉などのスパイスの類をうまく活用すること。ほかにニンニク、ネギなどを料理にうまく取り入れること。

スープやお味噌汁にしても、とろみをつけたものが、体温をあげてくれます。納豆やなめたけ、ぬめりのあるものもいいでしょう。クラムチャウダー、コーンスープは、片栗粉や吉野葛、コーンスターチを入れること。

一番、薬膳で有効とされるのが、生姜湯(しょうがとう)。おろし生姜に黒砂糖や白砂糖を入れ、湯で割ります。そこに、吉野葛や片栗粉、蜂蜜を加えるだけ。簡単ですが、効果はてきめん。

寒気がするなと思ったら、私は、まず、この生姜湯で体を温め、早い目にぐっすりと休むことにしています。いけないのは、安易に売薬を求めないこと。というのは、売薬は痰、咳止め、熱冷ましなどそれぞれの症状にあわせて出回っていますが、たとえば、熱のことでいえば、熱は体が高温になることで、細菌と戦っている証拠。高熱だから、すぐに解熱剤というものではありません。結果的に風邪を長引かせることにもなりかねません。

 素人判断で売薬を求めるより、まずはお医者様に相談すること。たかが風邪とあなどらないこと。そして、重要なのは部屋を乾燥させないこと。加湿器はとても役立ちます。加湿器がないなら、ポットのふたを常時あけておいて、そこから湯気を出して湿度を補う方法もあります。さらに私は、外出先から帰ったら、うがい、手洗いはもちろん、コートや上着などをブラッシングします。最近出回っている除菌剤を使う場合も。知らぬ間にコートも汚れているかも…これも意外なほど実践している方の少ない風邪の予防方法です。

熱や咳で一週間も二週間も体調がすぐれないまま仕事や学業につとめるのはなんともいやなモノです。自己管理。それを具体的に心がけるだけで、全然、違いますよ。日々の健康のために食とともに、生活習慣の見直しをしてみてはいかがでしょうか。



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