HOME
月刊薬膳コラム 医食同源の極意 薬膳料理レシピ集 薬膳実行度チェック 家庭料理教室
プロフィール スケジュール 舞台・音楽活動 ボランティア活動 低温殺菌牛乳普及会

月刊薬膳コラム
■ 程さんの月刊薬膳コラム1月号 ■
「簡単に自宅でできる菜園で、驚きの味わい」

新年明けましておめでとうございます。本年も、引き続き、よろしくお願いいたします。さて、食と健康の関連性が脚光を浴びて、このところ、野菜の宅配便が人気だそうです。小規模の農家が、無農薬、有機栽培で手塩にかけて育てた野菜を、直接自宅に送り届けるシステムです。生産者の顔が見える安心、上質の出来、なによりもおいしい。高価だけれど、余裕がある層には評判です。今回は、そこまでしなくても、簡単に自宅でできる菜園をご紹介します。

 誰がどんな風にして、その野菜を作ったのか。いわゆる顔が見える食材の人気は高まっています。スーパーやデパートで、生産農家の写真が添えられたコーナーは珍しくありませんし、宅配便で隔週や毎週、自宅に送り届ける農家も増えてきました。

せっかく丹誠込めて作ったものだから、ちゃんと味わってほしい。これは農家のみなさんの願いです。流通が発達したので、この種のお取り寄せが成長しています。私が知る限りで、ことに好評なのは「ゆい自然農園」(電話・ファックス=0267-52-2189)。由井さん一家が営む小さな農園で、東京の一流レストランのシェフたちに愛用者が多いそうです。有機質たい肥で作り、完全無農薬。小口のセット(3500円)には毎回10種類以上の野菜が入っていて、毎週または隔週で定期的に届けられるのが特徴。信州高原で育った新鮮そのものの大地の恵みが味わえます。

 多少高価についても、信頼と安全性と美味を求める。その背景には、産地の偽装の問題が横たわっています。中国産を国内産といつわり、高価に取引をする。消費者を馬鹿にしたような業者が後を絶ちません。人様の口に入るもの、即、健康に結びつくものだから、言語道断です。中国でも富裕層は、日本産の野菜を食べると言いますから、もう、それ以上言うことはありません。高くついても、自分で自分を守るほかない。そんな嫌な時代です。

では、高価な産地直送しか方法がないかというと、そうでもありません。ちょっとしたベランダでも、手軽にできる野菜は少なくありません。私も自宅のベランダで、香草などを栽培しています。まず、手始めにはネギがいいでしょう。とても簡単です。

 用意するのはプランターくらい。買ってきて、おおかた食べてしまったネギの、ヒゲのような根の部分を少し残しておきます。それを2日ばかり陰干し。ここがポイント。しばらく、ネギをいじめるのです。そうすると、生命力、生きなくてはいけないという力が蘇ります。食べ残したそのままをすぐにプランターの土に入れてもダメなのです。これは生命の不思議。少し逆境に置く。(余談ですが、人間もそうかもしれませんね)あとは、こまめに水を与えるだけ。こうすると、すくすくと育ちます。夏場など、一晩でびっくりするくらい成長しますよ。そう一日で8センチほども。で、切ってもまた伸びます。気をつけないといけないのは、伸びきり過ぎると、自分の重みで倒れて枯れてしまうこと。家族四人くらいなら、小さなプランターひとつでネギを買うことはなくなるでしょう。

さて、そうして自分で作ったネギをいただくのですが、ちょっとその前に観察してみてください。ネギの切り口から白い液体が見えるはずです。実はこれがネギ本来のうまみの要素。ふつうの八百屋さんでは、もう日数がたっているので、そのうまみがどうしても逃げてしまいます。自宅栽培ならではの味わい。ぜひ、試してみてください。ほんとに驚きますよ。

ネギで味をしめたら、ほかの野菜にチャレンジするのもいいでしょう。香草類は比較的簡単です。お子さんがいらしたら、お子さんに育てることの大切さ、食というものの本質を教えるいい機会にもなります。

今年も、食と健康にまつわるお話しを続けていきたいと思っています。もし、ご質問などあれば、ご遠慮なく。お待ちしております。



ご意見・ご感想はこちら
前号まで


| HOME | 月刊薬膳コラム | 医食同源の極意 | 薬膳料理レシピ集 | 薬膳実行度チェック | 家庭料理教室 |
| プロフィール | スケジュール | 舞台・音楽活動 | ボランティア活動 | 低温殺菌牛乳普及会 |