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月刊薬膳コラム
■ 程さんの月刊薬膳コラム6月号 ■
「大学の講演についての感想」

たまたま1週間に3回、大学で講演する機会がありました。いまどきの若い人とたくさん向き合って、思うところがありました。今回は、感想を中心に。相愛大学、関西学院大学、追手門学院大学の3校です。やる気がとぼしいなどと最近の若者についての批判は少なくありませんが、改めて、ふれ合ったみなさんには、実は大きな希望を抱きましたよ。

まず、相愛大学。こちらでは調理実習を行いました。よくお邪魔しているので、学生さんも気心が知れています。家庭で料理をする機会が減っているのか、私の若い頃に比べて、女性でも包丁が怖いとか、料理の基本がわからないという人もいます。が、総じて、みなさん熱心。実は料理をするということがこんなにも楽しいものだと知らなかった、という声が多く聞かれます。

次に、私の母校でもある関西学院大学。こちらでは、いちばん大きな教室(5号館第3教室)でした。定員はなんと600人。いかにも大学の教室です。こちらは20人あまりの立ち見がでるほどの大盛況でした。ありがたいことです。これだけの大教室なのに、皆さんが静聴してくださったのが印象に残りました。

こんな光景は珍しいと教授の方も驚かれたようです。講演後、サインを求められました。また、メールもいただきました。「貴重な体験、ありがとうございました」と丁寧な内容。そして、追手門学院大学。こちらは市民対象の公開講座。300人ばかりにお越しいただきました。テーマは「食と健康の話」。

いずれの講演も、私の場合、フリーハンドです。というのは、事前に大まかな流れだけ決めておいて、あとはその場の雰囲気やリクエストに応えて、即興に近い形で、話を進めます。あまり最初から決め込んでしまうと、どうしても話が固くなり、つまらないものになりそうだからです。そのために、普段からできるだけ多くの引き出しをもっておくことを心がけています。

さて、こうした講演でふれ合っての感想。まず、少し小言から。各大学に共通するのですが、最近の先生方は、ネクタイもしないようですね。これはちょっとがっかり。学生の方も、いかにスタイルは自由とはいっても、者を学ぶという心がけが見えないファッションの多いこと。学びの場であることを考えると、教師は教師らしく、学生は学生らしく、あるべきではないかと思います。せっかくの場を、ともに台無しにしているように感じられました。あるべき立場にもどってほしい。そう思うことしきり。

さらに、そういう場、真剣な学びの場があれば、まだまだ、日本の若者は捨てたものではないと思います。礼儀正しい人が少ないのも、ちゃんとした礼儀作法を学ぶ場がないから、とすると、これは大人の側の責任なのではないかと痛感しました。

ちゃんと叱る、ちゃんと褒める。ちゃんと、間違いを正す。そういう当たり前のことを積み重ねることが重要だと。

講演は大好きな仕事です。お声を掛けていただければ、日本全国どこにでもでかけていき、お話しをするとともに、まだまだいろいろ勉強したいと思います。どこかでお目にかかれるのを楽しみにしています。



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