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月刊薬膳コラム
■ 程さんの月刊薬膳コラム4月号 ■
「新しい職場や学校に向かうフレッシュマンに向けて」

 厳しかった冬も去り、いよいよ春本番。街には新しい職場や学校に向かう笑顔があふれる季節になりました。一年で一番華やかで、私の大好きな季節です。今回はそんなフレッシュマンに向けて。

いくつかの大学や高校で教鞭をとってから、ずいぶんと長くなりました。(関西大学、薫英女子大学、相愛女子大学などなど)今回は、そうした教壇から見た、いまどきの若者たちについての印象を。

おおざっぱに言うと、学生さんたちの間でも二極化が進んでいるように思います。できる人とできない人。礼儀正しく、しつけも行き届いている。そんな子女が9割。残りは、残念だけど…大人としての基本ができていないように思います。

箸の持ち方から食事の作法、なにより言葉遣いに問題があります。授業中にわからないことがあっても、「程さん、ちょっとちょっと…」と声を掛ける大学生もいます。いくらなんでも、こちらは年輩だし、「程さんはないだろう。先生でしょ」と返すと「ごめん、ごめん」とため口です。

反抗心があるわけでもないので、注意すれば、すぐに直るのですが、家庭でのしつけ、言葉遣いがうかがい知れます。料理をするときにでも、包丁が怖くて使えないという人も少なくありません。そして、びっくりするのは、なんでも洗剤で洗う習慣があること。洗剤は食事が終わって、後片付けするときに用いるもの。それまでは、別の場所においておいて、食事に入らないようにするのは常識の範囲なのに、いまどきの家庭ではそれが普通なのかもしれませんね。困ります。

食事の最中に足を組む、肘をテーブルにつける。ロングヘアをヘアバンドで束ねない。ご飯をよそうときに、お茶碗に、しゃもじでたたきつけるようにする。2割くらい、そうした癖のある人もいます。見栄えがよくないし、なにより、一緒に食事をとる人に失礼です。そういうことを知らないまま、社会人になってしまうことが残念なので、私はこまめに注意することにしています。

まぁ、こうしたことは本来しつけの範囲。それよりも気になるのが、昔に比べて、積極性に乏しいこと。これが一番心配です。教室の前列に座らず、後ろの方に固まる。どうせ、授業を受けるのだから、前に陣取り、目一杯ものごとを吸収すればいいのに。そして、椅子に腰掛けても、ふんぞり返るようにするか、それとも机に覆い被さるようにするか、どちらか。姿勢を正して、ものを学ぶ。そんな気概を見せる学生さんはほんの一握りです。

こうした学生さんの傾向は本質的には親や先生、ひいては社会の問題だと思います。なんだか、年寄りが小言ばかりを言っているようで恐縮ですが、せっかくの新しい世界に旅立つにあたって、こうした人としての基本をもう一度再確認していただきたくて、今回は、あえて書いてみました。

人生の新しい春を楽しんでくださいね。では、また来月。



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