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月刊薬膳コラム
■ 程さんの月刊薬膳コラム8月号 ■
「中国産、中国製の食品の安全性の問題」

 中国産の食品や材料のなかに有害なものがあるとの報道が新聞、テレビをにぎわしています。健康に直接かかわるものだけに関心は高く、見過ごすことはできません。

今回は、この話題をずばりと。結論から言えば、ひとまず、“生産者の顔”の見えない食品は口にしないこと。これしか、自衛策はありません。高くついても健康には代えられないでしょう。

 このところ、連日、マスメディアをにぎわしているのは中国産、中国製の食品の安全性の問題です。

残留農薬はもとよりなかには劇薬まで検出されるなど、非常に危険なものまで出回っていて、中国政府は、問題のあるメーカーの製品などは輸出禁止の措置に出ています。製造メーカーの20%もがその対象というのですから、大問題です。

この有害食品問題の原因は簡単です。いまの中国は、日本の40〜50年前の状況だと考えるとすべてが納得がいきます。つまり、遅れているのです。日本の高度成長期を思い起こして下さい。量産、低コストを優先したがために農薬などの問題が頻出したのは、ご存じのとおり。その結果、現在、アレルギー体質の方が多いのも、事実でしょう。

 やっと近代化を迎えた中国では、当然のことながら、日本の、その時代と同じ。何事も経済優先。儲けのためなら、何をも厭わない。

そんな風潮のなかで食物、食品が生産されているのですから、必然的に有害なものが出てくる。 これが真相です。もちろん、それらの作り方は日本の技術者が伝えたものも少なくありませんから、一概に中国人が悪いとも言えないでしょう。

日本の需要にあわせて、大量に低コストで膨大な食物、食品を生産する…それが大きな利益につながるとなると、安全性がないがしろにされる。これは、決して許されることではありません。

 では、料理の専門家の立場として、この問題に対して、どう対応するのか。これは単純です。さしあたって、“生産者の顔”の見えないものは、口にしないことです。残念ながら、それしかありません。

かけがえのない健康を考えると、ほかに方法はないのです。だから、当分はコストが高く付いても、国産なりを求めるしかないでしょう。

そもそも、ショウガやニンニクを例に挙げるなら、国産品は、中国製のおよそ8倍から10倍。安く売れるには、それなりの理由があると考えるべきでしょう。そこを理解するしかない。

幸いなことに五輪を控えた中国政府は、この問題に正面からすぐさま対応し、行政処分をしています。その意味では、良い国だと逆説的に言えるかもしれませんね。

 ちなみに、一番テレビで話題になった「段ボール混入豚まん」の件についていえば、明らかに捏造です。テレビ局が視聴率を稼ぐために、やらせをしたとしか言いようがありません。

というのは、あの取材のVTRのなかの一場面、段ボールをまな板で切り刻むシーンがあるのですが、あそこに映っているのはプロ用のまな板ではありません。中国では、プロは丸太を輪切りにした年輪の見えるまな板しか使いません。

素人は、日本と同じように、正目の薄い板を使いますが、プロは大振りな中華包丁を使うので、丸太の輪切りでないと仕事にならないのです。

いずれにしても、健康に直接結びつく食品の問題は、なによりの大問題です。静観しながら、自己防衛に取り組むほかありませんね。



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