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月刊薬膳コラム
■ 程さんの月刊薬膳コラム12月号 ■
「梅田・阪急HEPファイブの「リュータン」を移転します」

 6年ばかりご愛顧いただいた梅田・阪急HEPファイブの「リュータン」を移転することにしました。05年1月末に同じ梅田の阪急高架下の北端西側に移ります。

なぜ、近くにわざわざ移転するのか。今回のコラムは、その本音をご紹介させていただきます。実は、私の医食同源にかかわっています。




 今回、「リュータン」を移転する大きな理由は、私が常々、みなさんにお話ししてきたことと、私自身が営んでいる店のスタイルとが、大きくへだたっているのに、私自身ががまんができなくなってきたからです。

梅田・阪急HEPは大阪でも屈指の複合ビルで客足もよく、ふつうに商売をするのには不満はありません。ただ、私も67歳。そろそろ、自分なりに理想の店をつくりたくなったのが本音です。

本音。それは、やはり、医食同源です。健康に役立って、おいしくて、リーズナブルな価格で。また、そうした料理人の思いが、ちゃんとお客さまに伝わる。そんな店にするには、HEPは条件が整いませんでした。

客層は、若く、また、そうした店作りよりも、ただ、わいわいと騒ぐ年齢の方が多かったように思い、それならと潔く、自分なりの、もしかすると最後になるかもしれない店を作ろうと決断しました。ずいぶん、時間をかけて、やっといい場所がみつかりました。

 新しい店は、同じ梅田、阪急電鉄の高架下。線路沿いを北に歩いて300m。紀伊国屋やカッパ横町を越えて、ちょうど、DDハウスの迎え側あたりのダウンタウン。

路面に面していますから四季折々が店の中からものぞけます。雨が降っているのか、晴れ上がっているのか? 道行く人の姿も見えます。

HEPのときも、その前の大阪駅前ビルのときも高層ビルだったり、地下だったりして、なんでもないお天気も、わざわざ外に出なければ、見えないのが現実でした。

私はこれはマズイと思っていました。日々の天気、気分に合わせて料理を出すことができないからです。

 新「リュータン」は小さな店です。HEPの半分くらい。客席は30名ちょっと。場所柄から「大人のための味な店」を目指したいと。ある意味では、リュータンの原点に帰るつもりです。

二階席はグループで楽しんでいただけるように、ピアノを置き、今回は通信カラオケも用意。HEPのときとは、がらりと雰囲気が変わります。HEPは、少し若い人向きすぎて、ご年輩の方には、ちょっと足を運んでいただきにくかったかもしれませんが、今度は大丈夫。

気軽でアダルトな店にしたいと、いま、私の愛弟子を自負する娘(玲華)と一生懸命に研究しています。メニューも新しくしよう。ネーミングも「新台湾料理」にしよう。できるだけ、お代も安くしよう。なにしても、新しいことを計画しているときが一番楽しいようです。

ことに、食についての大事な要素を見直してもらえればと考えています。日本料理の小皿に取り分けて給仕するスタイルが、最近は中国や香港でも見受けられます。

本来、大皿に盛って、年長者から取り分ける。これはただ料理をいただくという意味だけではないでしょう。みんなが健康を歓び、食事をできる歓びを分かち合う。そうした意味合いがとても大きなものではなかったでしょうか?

ところが、小皿、個食がそうした意味合いを薄めてしまっています。みんなが歓びを分かち合う。そこから生まれる仲間意識や団欒。私自身、新しい店を夢見ながら、改めて、食について、考え直しているところです。

開店のときには、またこの欄にご案内を差し上げます。自分自身の宣伝ばかりで恐縮ですが、実は、食について語る上で、我が身を振り返ることも含めて、大事なことをもう一度伝えたかったのです。

もうすぐ、新しい年です。来年も、健やかな一年でありますように。



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