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月刊薬膳コラム
■ 程さんの月刊薬膳コラム7月号 ■
「食にまつわる質問にお答えします」



「まずK.T.さんから頂いたご質問です。」

Question
胃のもたれに効くレシピで、サンザシや唐辛子が胃液の分泌を促進とあるのですが、どんな成分がどこに作用するのですか?同じく、豆腐が胃腸を丈夫にしてくれるのは、どうしてですか?八角が胃腸の血管を刺激してくれる理由についても教えてください。

Answer

 では、ひとつずつお答えしましょう。

サンザシ(山査子)はバラ科の低木サンザシの実のことです。ビタミンCが多く血管の弾力を増し拡張する効果があります。血管が広がればコレステロールが排出されやすくなるのです。

また脂肪を分解する酵素のアミグダリンやフラボンもたくさん含んでいます。薬膳では健胃、消化不良、生理痛に効くとされます。

唐辛子は南米原産ナス科。1493年にコロンブスがスペインに持ち帰って世界に広がりました。辛味の成分であるカプサイシンが血行をうながし胃液の分泌を助けます。また同じような働きをする赤い色素のカロチノイドも多く含んでいます。

豆腐が胃腸を丈夫にするのはサポニン、レシチン、グリシニン、プロスタグランジンなどが豊富だからです。サポニンは“体の洗剤”といわれ、肝機能を高めコレステロールや過酸化脂質を除去する効果があります。

さらに女性ホルモンの分泌をうながすので女性の更年期障害によいのです。また、中国医学では体質を、太る体質=陽とやせ形の体質=陰のふたつに分類しますが、これは栄養分を吸収する小腸内部の絨毛(じゅうもう)が太いか細いかによります。

絨毛が太いと表面積が増えて栄養分をよく吸収するのです。サポニンにはその絨毛を細くする力があることが、最近の研究でわかりました。つまりダイエット効果があるわけです。(ちなみに細い絨毛は太くはなりません)

グリシニンは蛋白質、必須アミノ酸です。同じ重さの肉を100とすると豆腐は75の割合で、このグリシニンをふくんでいますから、畑の肉と呼ばれるのも無理はありませんね。さらに、プロスタグランジンには血管を拡張する作用があり、これらのさまざまな成分が総合的にきいて「豆腐は胃腸を丈夫にする」といわれるのです。

最後に、八角は中国広西省に自生するモクレン科ダイウイヨウの実のこと。アネトール成分の油を含み、胃を健康にするほか鎮痛、興奮剤として胃腸薬にも入っています。



「次はN.I.さんからのご質問。」

Question
はじめまして。薬膳レシピにあるお料理で是非作ってみたいと思ったのですが、調味料の分量をもう少し詳しく教えていただきたくお便りさせていただきました。どのお料理も健康によさそうなものばかりで、これからレシピを参考にさせていただきます。

今作ろうと思ったのは『タコとレンコンみそ炒め』です。調味料の分量と中華コンソメと湯の分量です。また『ダイエット丼』の野菜のせん切りを水、塩、油・・とありますがこれも分量は?よろしくお願いいたします。

Answer

レシピには簡単にしか紹介していませんでしたね。
もう少し詳しくお教えしましょう。

『タコとレンコンみそ炒め』
合わせ調味料液について。八丁みそ=大さじ3〜2、白みそ=大さじ1、酒=小さじ1、みりん=小さじ1、砂糖=小さじ1/2、しょうゆ=小さじ1/2、ゴマ油=少々、中華コンソメと湯=1/2カップ(これの割合はメーカーの表示を参考にしてください)、トウバンジャン、粉サンショウ、マスタードについてはお好みで。

『ダイエット丼』
野菜の千切りを水=大さじ4、塩=小さじ1/4、油=小さじ1で、一分蒸し煮にして、和風だしと貝汁を加えて、味ととろみをつけてください。

もちろん、味付けは、好みがありますから、これらのレシピをもとに自分なりに口にあうように工夫してみて下さいね。


 この「医食同源」ホームページでは、食と健康にまつわる質問を受け付けています。この月例コラム欄にてお答えします。遠慮なくどしどしとメールでお寄せ下さい。

お待ちしております。

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