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月刊薬膳コラム
■ 程さんの月刊薬膳コラム8月号 ■
「猛暑をのりきる薬膳料理」

 高温多湿の夏が、またやってきました。食欲がない。冷え症、血行が悪く、肩こり、肌荒れに悩まされる。とにかく、カラダがだるい。そんな典型的な夏ばての症状の方のために、薬膳料理の視点から、今回はアドバイスを。



 中国薬膳では、人間の健康は血、水、気の三大要素と考えています。血液、体液に異状がなければ、よい気が生まれて、元気になります。肩こり、冷え症は、血の病です。

冷え症の人が体を冷やす食材を過食すれば、血行が悪くなり、肩こり、肌荒れ、貧血などの要因になります。
健康の三大要素

 夏の野菜、果物は、天の配慮で体を冷やす、冷、寒の性質が多いので、冷え症のタイプの方は、食べ過ぎに要注意。冷たい飲み物もほどほどに。



体を温める食材  冷やし素麺、ざるそば、サラダ、和え物、冷や奴など夏場に好まれる料理には、体を温める食材と一緒に食べるのが、薬膳の考えです。

冷やし素麺やざるそばには、青ジソや青葱をトッピングにたっぷりと使い、麺つゆには、おろしショウガやワサビ、ユズの絞り汁、一味や七味を加えるのがいいでしょう。これらは、体を温める働きがあります。

 ほかにも、らっきょうやミョウガの千切りや、山芋をすりおろしたトロロなどもいいでしょう。ことに山芋は、皮付きのまますり下ろす方が、栄養があります。これは、関西では珍しい方法。関東流です。

  また、食卓に純米酢、スダチ、かぼす、レモンの絞り汁を常備しておくのも、いい方法です。キュウリ、ナスなどの漬け物に、このお酢の仲間をかけて、醤油をつけていただく(醤油をどっぷりとかけないで)。これを習慣づけるだけで、ずいぶんと違います。

ただ、「体を冷やす食材はいけない」と考えないで、体を温める食材とともに食べるのがポイントです。体を温める食材には、アスパラガス、小松菜、キャベツ、タマネギ、チンゲンサイ、モロヘイヤなどがあります。

漬け物にはお酢の仲間をかけて・・・

  栄養面を考えると、サラダ、野菜ジュースなど生の野菜のビタミン吸収率は、わずか6〜7%で、その上、体を冷やします。とくに、人参、キュウリは、ビタミンを破壊する酵素があるので、酢を用いるか、加熱して食べる工夫が必要です。



 最後に、とっておきの、夏ばて防止のデザートをご紹介しておきましょう。腸の働きを助けるヨーグルトを使ったメニューです、まず、プレインヨーグルトを用意。それに、いろいろな果物の荒いみじん切りを入れて、さらに、甘さを整えるために、ハチミツをかけていただきます。冷蔵庫に入れると、一週間は日持ちがしますから、ぜひ、活用してください。ビフィズス菌は腸の味方です。

陰と陽が中和される、これがポジティブな食の考えです。

 これはいけない!これだけ食べれば体によい!と決めつけるのではなく、食品数を多くとるように心がけてください。食材の性質をしり、体を冷やしすぎない食生活をキープすれば、血の流れは改善されて、肩こり、冷え症がやわらぎますよ。



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