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月刊薬膳コラム
■ 程さんの月刊薬膳コラム8月号 ■
「程一彦のおいしい作品展」ー桂林山水画と器ー
 今月の薬膳コラムは、8月29日(水)から9月4日(火)に阪急百貨店美術画廊で開催する私の「程一彦のおいしい作品展」ー桂林山水画と器ーについて、ご案内します。


 折に触れて、書きためてきた山水画と有田焼の器を発表する機会をいただきました。これまで、芝居や歌のリサイタルは何度か挑戦してきましたが、趣味で続けてきたもう一つの楽しみをこうした形でみていただけるのは、ほんとうに幸せです。

 当日、会場では絵も器も販売しますが、その収益はすべて阪神大震災の遺児の家に寄贈することになっています。ぜひ、一度足をお運び下さい。
山水画


今回のコラムでは、陶磁器の歴史について、ご紹介してみましょう。


陶磁器の発祥は中国の景徳・・・
 陶磁器の発祥は中国の景徳。朝鮮半島を経て、15世紀に日本に伝わりました。朝鮮に出兵した加藤清正が、半島から職工を3万人も強制的に連れ帰りました。

 その中の陶工の頭・李参平(りさんぺい)が、北九州で陶器作りにふさわしい土を探し回り、やっと見つけたのが、佐賀県有田。有田が、日本の焼き物の原点です。

 ここから北九州周辺、伊万里、鍋島に広がったのです。京都の清水焼や、石川県の九谷焼も、この流れです。これらの磁器にヨーロッパの人々も魅せられて、諸侯、王室などの求めに応じ、ヨーロッパでも窯を作り始め、後にマイセンやロイヤルコペンハーゲンなどの有名な窯元になるのです。


 白磁に絵付けをして下地を描いて焼き付ける。これが磁器の基本。絵付けにつかわれるのは、主にふたつの色。藍色は呉須(ごす)といわれる酸化コバルト。茶色は、酸化鉄です。私自身は、藍色が好きです。藍色の器は料理が映えるし、料理と喧嘩をしないのです。

 素焼きをして、絵付け、そして本焼き(1300度で20から24時間)。さらに赤や金などの彩りを加えて、上絵焼き(800度で1時間ばかり)。
私自身は、藍色が好きです

 彩りをした磁器と、そうでないものとではどう違うのか。単色の焼き物の方が、耐久力があって飽きがこないし、変色しないので、こちらがおすすめ。電子レンジにもかけられます。


磁器に山水画を描いてみました
 今回の私は、磁器に山水画を描いてみました。本来、水墨画の妙味は墨の濃淡と、にじみ。どれだけ墨をまぜるか、どうにじませるのか。そこが腕のみせどころ。

 が、和紙と、素焼きの生地に描くのとではまったく事情が違います。とにかく筆が思うように動かないのです。素焼きのざらついた生地には、山水画で用いる筆は使えません。特別な、広島でだけ生産されているたぬきの毛で作った筆を使います。


 最初に、生地にしっかりと水をふくませてから、筆を走らせます。ちょっとでもずぼらをすると、筆は思うようには動いてくれません。

 水を上手に使いこなすことができるかどうかで、できばえが違ってきます。これは料理にも通ずるところがありますね。
水を上手に使いこなすことができるかどうか


できばえはどうでしょうか
 これまで、器に描く水墨画は、近景も中景も遠景もおなじようにくっきりと描かれてきましたが、私は、これに濃淡を取り入れて、ぼかしの世界、もやがかかったような幽玄の世界に挑戦してみたつもりです。

 できばえはどうでしょうか。よろしければ、ぜひ展覧会に足をお運びください。


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