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月刊薬膳コラム
■ 程さんの月刊薬膳コラム4月号 ■
「食卓の周りに四季を作りましょう」
「程一彦の読めば10年長生きできる本」当選者発表!

 桜も咲いて、いよいよ春本番。食卓にも春を運びましょう。食卓の周りに四季を作りましょう。そのポイントは食器。衣替えと同じように、食卓も気分を変えて楽しみましょう。今回は程さんのひとりごと。


陶器は冬場に向いています
 食卓に並ぶ食器は、大きく分けて二通り。陶器と磁器です。

 陶器は、陶土その他で器(うつわ)の形を作り、うわぐすりをぬって焼いたもの。土器より堅いが磁器ほどには焼き締まらず、不透明。信楽(しがらき)焼・備前焼・薩摩(さつま)焼など。肉厚でずっしりと重くて、持ちごたえがあり、器のぬくもりを感じさせてくれます。料理が冷めにくいのも、陶器の特長ですので、これは冬場に向いています。


 一方、磁器は白く半透明で堅い、吸水性のない焼き物。有田焼・九谷(くたに)焼・清水焼などです。手にしたとき、軽くて、食器に冷たさがあります。シャープで涼感があるので、夏向きのように、私は思います。

 この二通りを上手に使い分けるのが、食器の衣替え。ちょうど、いまぐらいの時期に、うちでは、主に使う食器の入れ替えをします。なぜ、食器の衣替えをするのが大切なのかといえば、実は、これは季節感の演出です。
磁器は夏向きです


夏と冬を描きましょう
 一年中、どんな食材も入手できる時代だからこそ、せめて、食卓に季節感を出すために、器を選ぶ必要があると思います。

 ほかにも、テーブルクロス、お箸、フォーク&ナイフ、照明器具、(コードペンダントの色目を変えるとか)、食卓の周りに四季を作りましょう。夏と冬を描きましょう。どうも最近の家庭ではこれに無頓着のよう。あくまでも私見ですが、これも重要な親のつとめではないか、そんな風に考えています。


 都会では季節感の感じとりにくいもの。食文化は、料理に限らず、親が子に伝えるべきものです。中国には、財は一代、衣は二代、食は三代という格言があります。これは、いかに食文化を子孫に伝えるのが難しいかを表しています。食文化を伝えるための第一歩が、たとえば、食器の衣替えなのです。

 食卓に四季を呼び込んで、一層たのしい食事を、親子の会話を、ですね。
食卓に四季を


●●お知らせ●●
「程さんのおいしいシリーズ」と題して、リーガロイヤルホテル(大阪中之島06-6448-1121)で毎年4回、催しものを開いています。 6月4日は、1764年創業の.竹の箸の老舗・市原平兵衛商店のご主人を迎えて、トーク&お料理です。こんな食文化にまつわるお話、「オハシのオハナシ」をたくさんします。よろしければ、足をお運びください。


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