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月刊薬膳コラム
■ 程さんの月刊薬膳コラム4月号 ■
「読者のみなさんからのご質問にお答えして」

−大好評の「薬膳コラム」!−
 扶桑社の主婦向け月刊誌「エッセ」6月号(5月6日発売)から、「医食同源のススメ」掲載のご依頼をいただきました。 「役立つインターネットのホームページ&メールマガジン」(仮題)として、ご紹介いただけるそうです。

 今月は、読者のみなさんからのご質問にお答えします。
「精力増強の朝鮮人参の料理法」そして「更年期障害に役立つ食事」。ぜひ、ご一読を!


Question ご質問メ−ルより その1
 主人は、太りやすい体質なので‘太りづらくエネルギッシュ’な「コリアンパワー」 に注目して、高麗人参を購入しました。エキスそのものを吸収出来る〈高麗人参粥〉 を作る為です。しかし、作り方がいまいち分かりません。

Answer 精力増強の朝鮮人参の料理法

 朝鮮人参(高麗人参)は、滋養強壮をはじめとして、免疫力増強、新陳代謝の促進などに効果があります。薬膳では、「気を補う」といわれます。成分であるサポニン、ステリン、ビタミンBほかは、胃弱体質、消化不良、食欲不振に効きます。

 朝鮮人参は二種類。生のものを乾燥させた「白参」(パイシェン)。もうひとつは「紅参」(ホンシェン)。こちらは、生のものを一度蒸してから乾燥させたものです。は、その効果が強く、のぼせ性、高血圧症の方は、とりすぎに注意してください。これはあまり本などに書かれていませんが、とても大切です。

●さて、では、朝鮮人参の代表的なレシピを3つご紹介してみましょう。


朝鮮人参イメ−ジ 補気湯(プー・チイ・タン) 材料は4人分です
 気を補う薬膳の効果をそのまま名前にしたスープです。
○朝鮮人参(または、そのヒゲ)20g 人参は本体でもヒゲでも、粉末でも、エキスでもいいです。
○烏骨鶏(うこっけい)〜200g、羽も皮も真っ黒の中国の鶏です なければ、もちろん、鶏で結構。
○白米、1/4カップ

まず、烏骨鶏をぶつ切りにして、骨付きのまま熱湯でアクを抜きます。きれいな水でさらしてから、つぎに、人参、白米を加えて、とろ火で一時間ばかり。米が柔らかくなったら、仕上げに自然塩を小匙に1杯。薄口しょうゆをお好みで。

人参粥(かゆ)
○朝鮮人参20g(さきほどのスープと同じように、どんな形でも結構です)
○山芋の乾燥品〜スライス状になったもの(淮山薬〜中華材料店や漢方薬店で手に入りますが、中華の方が安くすみます)5〜10g
○白米(または紅米)1カップ
○烏骨鶏
○自然塩

作り方は、さきほどのスープと同じです。ともに、冷え性や高齢者の滋養強壮に効きます。
お粥イメ−ジ

人参酒イメ−ジ 人参酒
○朝鮮人参150g
○ホワイトリカー1L
○白砂糖(または、氷砂糖)100g
○蜂蜜50g

瓶にこれらを混ぜ合わせて、冷暗所で半年くらいねかせます。そうすると人参のエキスがしみだしてきて、良質の健康酒になりますよ。


Question ご質問メ−ルより その2
 知人で更年期障害、不妊等婦人科系で悩んでいる方がいま す。これらの疾患を含めホルモンがいっぱい出るような薬膳がありましたら御教示ください。

Answer 更年期障害に役立つ食事

 妹の婦人科医(瑠美)に相談したうえでの、おこたえになります。


 更年期障害は、女性ホルモンの分泌がうまくゆかなくなって、体内から、抜けていくことが原因。黄体ホルモン(プロゲステロン)と卵胞ホルモン(エストロゲン)のうち、卵胞ホルモンが少なくなると、女性らしさが失われてゆきます。“おばはん”くさくなるわけです。

 ただ、年をとること、つまり、年齢に応じて、女性ホルモンが減少していくのは、神様が決めたこと。それに、無理に逆らうのは、考えものです。ホルモンの増強に熱中しすぎるのは、どうでしょうか。

女性イメ−ジ1

女性イメ−ジ2 美しく年を重ねること「エージング」はこれからの時代の大きな課題でもあります。自然の摂理にそって、きれいに齢を重ねていくことに、意識を切り替えてみてはいかがでしょう。

 更年期になると、たしかに、体にだるさがでてきますが、それが、どの程度なのか、あまりに重いようなら、専門医に相談してみることです。そして、その変化が年相応なのか、病的なのか、調べてもらうことをおすすめします。


●さて、そんな更年期のだるさを解消するメニューをご紹介しておきましょう。 薬膳は、基本的には食材のもつ、本来の薬効をもらさずに、摂取するために、スープの形で料理するのが、基本。いわば“食べる煎じ薬”といえるでしょうか。

スープの材料
○白木耳(しろきくらげ)
○紅花
○金針菜(きんしんさい)
○クコの実
○当帰(とうき)
○牡蛎
○羊肉
これらはいずれも中華材料店や漢方薬店で手に入ります。 鶏殻や豚肉のスープの素(ブイヨン)などをベースに、 これらをじっくりと煮込んで、自然塩、醤油で味を調えます。 薬膳では、基本的には胡椒やゴマは、控えます。 冷え性、貧血、疲労、めまいなど更年期特有の症状に効きます。 一度、お試しの程を。



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