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月刊薬膳コラム
■ 程さんの月刊薬膳コラム2月号 ■
「オールリクエスト大会」
今回は、このホームページにいただいたみなさんからの質問にお答えします。
いわば、オールリクエスト大会です。


Question Kさんからのメール
 レシピを拝見させて戴きました。簡単に出来そうなものが多いので早速試そうと思いますが、効能が分かりません。冷え性に良いとか、血圧を下げるなどの効能が判ると助かるのですが?

Answer 冷え性はたべものと生活の工夫で改善できます。

 大切なのは入浴。一番湯よりも二番湯などのほうがベターです。また、市販の入浴剤は効果があります。が、人によっては、入浴剤が苦手とおっしゃる方も。そんな方は、大根の葉を10日ばかり日干しにして、それを入浴剤の代わりにいれるのをおすすめします。これは皮膚のかゆみをおさえる効果もありますよ。


入浴  それに、活性炭(備長炭など)を浴槽に入れるのも、いいでしょう。とにかく、体の芯からあたためること、これが大切です。2月の厳寒期には、私は張るカイロを愛用しています。冷たいのを、我慢して、腰痛や関節炎などをを招くよりも、無理をしないで、早い内に対処していくことも大事です。

 最近、発売されている冷えない靴下などもかなりの効果があります。冷え性は血行がよくないためにおきますから、血行をうながす食べ物をご紹介しましょう。
 ニンニク、生姜、サンショウ、トウガラシ、カレー粉などのスパイス類は、血行をよくします。ほかに、ゴマ、人参、ニラや、加工食品でいえば、納豆も、いいでしょう。

ただし、納豆は、心臓病のある方にはすすめられません。というのは、納豆は血に粘りけをあたえるので、心臓病などの薬を使っている場合には、合併症を引き起こす可能性があります。
Spice
 もうひとつのご質問は、血圧を下げる食品ですね。

 まずは、普段の食生活を見直してみて下さい。塩分を採りすぎていませんか?漬け物に、醤油をかけて召し上がっていませんか?醤油はかけるのではなくて、あくまでも、小皿にとって、それにつけて、いただくようにしましょう。これだけでもずいぶんと塩分の摂取量が違います。

 そして、塩分を控えるために、醤油の代わりに、酢を活用することをおすすめします。それから、加工食品やインスタント食品を採りすぎていませんか?これらは塩分が多く含まれていますから、血圧を上げてしまいます。

菊酒  とにかく、普段の食生活を改めて、減塩の方向に。血圧を下げる効果のある食品は、昆布(たとえばこぶ茶を愛飲する)、海草、キノコ(椎茸、シメジ、キクラゲなど)など。野菜では茄子、意外なところでいえば、食用菊も効果があります。

 お酒をいただくときに、菊の花を散らす菊酒(きくざけ)などがいいでしょうね。お刺身なども必ず、添えられた菊の花を薬味として味わってみて下さい。また、菊の花を乾燥させたものも市販されていますから、これをせんじて飲むのもいいでしょう。


Question Sさんからのメール
 宿便を出す食品・料理があれば教えて下さい。

Answer 宿便は広い意味の便秘症と考えられます。

 腸の働きが悪いので、便が体内に残ってしまうわけです。腸のなかには、腸の働きを助ける善玉菌と、働きを妨げる悪玉菌がいます。これは善悪で縄張り争いをしていて、若い頃は善玉菌が優勢。ところが年をとると、悪玉菌が幅を利かせるようになります。


乳製品  そこで、腸の活動が滞るのです。すると、便が堅くなったり、また臭くなったりするのです。これが宿便の原因。ですから、善玉菌をすこしでも増やすような食事がいいでしょう。

 ビフィズス菌に代表される善玉菌は、乳製品が大好き。ですから、これらの菌を繁殖させるために、せいぜい、善玉の好きな食品を多くとるとよいのです。牛乳、ヨーグルト、チーズ、スキムミルクなどなど。それに繊維質の食べ物も、効果があります。切り干し大根、タケノコ、小豆、ワカメなどです。

 こうした食生活の見直しと同時に、まず、朝、おきがけにコップ一杯の水を飲むと、腸の蠕動(ぜんどう)運動が活発になって腸から老廃物がでやすくなります。これらの対策は長期的なもの。 体がしんどい、とか、自覚症状があるときは、漢方医にかかることをおすすめします。西洋医学よりも的確な療法をしてくれると思います。


Question Eさんからのメール
 はじめまして。 いつも楽しく拝見させていただいてます。特に料理のレシピは健康によいものばかりなので、会社で印刷して(笑)活用させてもらっています。

 さて、今回は薬膳料理について詳しく教えていただきたく、メールさせていただきました。雑誌で薬膳について読み、関心をもったのですが、なかなか書店に行っても薬膳の本がなく、あっても簡単なレシピしかのっていません。
クコの実
クコの実

竜眼
竜眼
 主人の体調が悪く、目が疲れやすいので、「竜眼」、「クコの実」をつかった料理が知りたくて探しているのですが、なかなかネット内でもみつからないのです。この2つは近くの中華街で比較的安価で手に入るのですが、お店の方にはお茶にして飲む方法しか教えていただけませんでした。

  でも、主人がお茶にしたものをなかなか飲めないので、料理で使えないものかと探しています。ぜひこの2つを使ったレシピを教えていただきたいのです。

Answer 竜目(りゅうがん)はライチに似たくだもので、中国が原産。

 日本にはドライフルーツとして輸入されています。甘くておいしくてぼくも大好き。で、たしかに、そうした効果がありますが、「竜眼」にしても「クコの実」にしても、たくさん食べ過ぎるのはよくありません。これはどんな食材にしてもいえることです。

 いくら体に良いからといって、とりすぎは禁物。竜目なら、おやつとして一日に1、2個が適量でしょうね。クコの実も10粒くらいが限度です。

 クコの実は軽く水洗いしてサラダに混ぜたり、またフードプロセッサーで粉にひいて、いろいろな料理に振りかけるといいでしょう。煮炊き、吸物、和え物など、なんでも使えます。

  それから、薬膳の料理の本、手前味噌になりますが、PHP出版から出している拙著「程さんの薬膳料理」が便利で手頃ではないでしょうか?一度、手に取ってみて下さい。
サラダ



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