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月刊薬膳コラム
■ 程さんの月刊薬膳コラム1月号 ■
「医と食の、ほんとの関係」

スタジオ写真1

 今回はスペシャル企画。
程先生と妹の女医・荻野瑠美さんのOBCのラジオ番組をウエッブで採録してみました! 放送は、OBCで2000年1月9日、朝7時5分より。ラジオ日本、山陽放送、九州朝日放送でも、すこし放送日がずれて、オンエアされました。

 今回、私は、田中佐枝さんの司会で進行する健康のOBCラジオ番組「明日の健康」に、妹の女医・荻野瑠美(オギノ・レディース・クリニック)と、 初めて一緒に出演しました。“医と食の関係”について、私は、料理人の、妹は婦人科医の立場から、それぞれ話し合う企画です。 その番組の抄録をお届けします。



番組では、出演者の紹介に続いて、早速、程さんからのおなじみの話で始まりました。


程先生

程: 「古来、中国では、周の時代から、医者のなかでも、食を司るものを、食医と呼んで非常に高い地位で皇帝らの、健康管理に留意しました。 が、現在では、医者は治療に専念するばかりで、食について注意するといった予防の考えが、おろそかにされているようです」

荻野: 「現在の医学は治すことばかり考えていて、予防、まず、病気にならないことにもっと力を注がなくてはいけないと思ってます。 最近、そうした食を通じての予防の関心が高まってきています」

田中: 「どうしても西洋医学だと、病気になのか、病気でないのか、データで判断することが多いような気がしますね」

程: 「そうなんです、実際は、そんなデジタルに人間は生きているわけではありませんから、病気、病気でないの境目は曖昧。 もっと、人として、全体を見る考え方、東洋の医学の考えを学んでほしいものです。

私は、眠る前に、いつも、全身の力をすっかりと抜いて、リラックスしてから、お腹をひとりでさすってみます。 時計の方向にぐるぐると回してなでてみるのです。すると、自分でもはっきりと解るのですが、食べ過ぎ、飲み過ぎのときは、しこりがあるんです。 で、すこし、心配になって、時間をかけてゆっくりとさすっていると、そのしこりは消えてしまいます。 これなども、東洋的な考えでしょう。西洋の医学ではそんなことはしませんよね」

荻野: 「そうですね、西洋の医学ではそんなぐあいに、さわったり、さすったりすることは、あまり、ありませんね。 確かに、自分の体をさわるのは、いいことです。体調、体温の微妙な変化を日頃から注意しておくこと。これはとても大切です」

程: 「生活が乱れてくると、私の場合は、背中の皮膚が荒れてきます。これも自分にとっては、健康のバロメーターなんです。 そんな東洋的な医療も、もっと取り入れるべきとずいぶんと前から私は力説しているんですが、そうした動きは、世界的で、昨年、 スタジオ写真2 世界中の民間医療を統合して、新たな医療を考える組織も誕生しました。 これをきっかけに、西洋も東洋も関係なく、いいとこどりをした“21世紀の医療”が生まれるといいなと思ってます」

荻野: 「そうした治療方法は、データが少なくて、それらを西洋の医学の視点で認めるためには、大変な時間と労力がかかります。 まず、自分自身ですこしでも日常の生活に取り入れるのが、賢明でしょう」



ここで、CM そして後半に


荻野先生 程: 「具体的に、いま一番の問題をお話しすると、現代人は朝御飯、朝食をとらない人がとても多い。これがとにかく、問題。 朝御飯をしっかりとらないと、体温は上がらないし、ブドウ糖が脳にまわらないから、頭もクリアにならない。一日の出だしから、調子が悪い。 これでは健康的とはいえません。」

荻野: 「そうですね。女性の場合、生理があるので、本来、その分だけ、男性に比べて貧血気味なんです。 さらに、最近のダイエット志向のせいもあって、わざと朝食を抜く人も少なくない。だから、低血圧が多い。これでは出発点から間違っています。 とにかく、健康のためにまず最低限、朝食は欠かさない!このこころがけがたいせつです。しっかり朝から食べて、基礎的な体力を養うことです」

程: 「最近の若い人たちだと、駅のスタンドでパンとジュースを飲んで、これで朝食をとったつもりになっているとか。 あれは、食事ではなくて、餌だと、私は、いつも大学でお話ししています。東洋の美しい食の文化、味噌汁とご飯におかず。この朝食が一番と思っています」

荻野: 「食べないより、栄養食品をとる方がまだましです。 核家族化が進んで、なかなかひとりぐらしだと、朝から食事を用意するのが大変だということもありますが、 それでも、食事で体を作っているのだという意識をしっかりと持つべきです。 一食一食大切においしく食べること、これから健康のすべてが始まります」

程: 「アメリカなどでは、すぐに栄養が足りない、ビタミンが足りないとなると、薬などのサプリメントに頼る傾向ががあります。 日本でも、同じような傾向が強まってきています。これはいけません。本来の食事でちゃんと、栄養を採る!これにつきますね」

スタジオ写真1 荻野: 「ほんとにそうだと思います」

程: 「薬よりも食事です。そうしたことを、料理人と医師の両方で、ちゃんと提案していかなくてはいけませんね」

田中: 「是非、どしどしと提言なさって下さい。お話はつきませんが、今回はこのあたりで、、、」



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