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月刊薬膳コラム
■ 程さんの月刊薬膳コラム9月号 ■
好き嫌いは万病のもと!偏食は親の責任問題!

惣菜  おかあさん方から、最近「うちの子、これ食べてくれませんネ」という声を聞きます。まさに、主客が転倒しています。 子供たちに従うのではなく、子供たちに、食の文化を伝える、子供たちを従わせることが、なによりも、大切だと、私は思います。 子供が求めるままに、甘いものばかり与えていたのでは、いつまでたっても、偏食は治りません。 苦い、酸っぱい、発酵したもの、、そうした味は学習しなくては身に付きません。まず、そこがスタート。 教えなくては、覚えられないのです。ですから、偏食は、ずばりいって、親の責任。


野菜  私の妹が大阪の桜橋で「オギノ・レディース・クリニック」(06-6341-0003)を開いていますが、偏食をする女性には、三つの傾向があるといいます。 1、生理不順、2、貧血、そして3、便秘症の方が多い。これは長年、実際に女性の診察にあたってきた経験から言えるそうです。

 また、私も出演しているABC朝日放送の「ワイド!ABCDE〜す」で、関西の大学に協力してもらってある調査をしました。 国際保健機構(WHO)の基準にもとづいて、男子学生の精子を調べました。精子の量、形(正常か奇形か)、運動量(正常な精子はまっすぐに動く)。 この三つのポイントについて50人の学生のうち、 ファーストフード すべてが合格だったのは、なんと、たったひとり?! そして、学生さんたちの食生活を調べてみると、80%が独り暮らし、コンビニやファーストフードですましていました。 これが原因ではないか、と思われます。それらの食事だけだと、偏食になってしまいます。野菜、くだものが不足。 だから、ビタミンとミネラルが足りなくなってしまうのです。ことに、重要なのは、ビタミンCの不足です。 精子が弱くなる、少なくなるのは、ビタミンC不足が原因です。 拡大して解釈すれば、これでは、若いみなさんが子宝に恵まれないわけです。



動物性と植物性  さて、偏食とは、なんでしょうか?前にもお話ししていますが、食物には、肉、魚など動物性と野菜、くだもの、穀物など植物性のものがあります。 この五種類の食材をまんべんなく、いただく。これが理想。動物性と植物性のバランスは、1対2〜3の比率がいいでしょう。 これが崩れると、体に異常をきたします。肥満、便秘などが最たるものです。

 偏食を防ぐには、子供の頃の食生活が大切ですね。では、どうして子供は偏食してしまうのか。 そもそも、人の舌には味蕾という味を感じるためのアンテナがあります。この味蕾には、甘み、塩辛さ、酸っぱさ、苦みの順で感じる仕組みになっています。 ですから、赤ちゃんが母乳をおいしいと感じるために、母乳には適度な甘さと塩分があるのです。 母乳を自然に受け入れられるように神様がそう配慮したわけです。 辛い・すっぱい・苦い

 ところが、こうした味覚は、初歩的なもの。成長するに連れて、酸っぱさの第二段階にすすみます。 次が苦み、そして最後がピリカラの味覚という風に、人の味覚は成長していくのです。

 当然、新しい味には抵抗があります。子供が、酸っぱいもの、苦いものに、抵抗があるのは、そのせいです。

 それを、しっかりと教えるのが、親の役割。小さな頃に、ちゃんと教えないと、一生食べられなくなってしまいます。 偏食もさることながら、これはある意味で淋しいことです。 ごちそうさまでした せっかくの自然の恵を味わい尽くすことなく、貧しい食生活しかおくることができないわけですから。 食の文化を次世代に伝えるために、どれほど、親の責任が重大か、これについていい過ぎることはないと思います。 ファーストフードをはじめとして、食生活は豊かになっているようで、実はとても、貧困。食のマナーも崩れています。箸がちゃんと持てない。 ヒジをついて食べる。これでは、大人になって、ちゃんとした食事をするときに、恥ずかしい思いをするだけでなく、百年の恋もさめてしまうかも知れません。 お皿の上のものは、残さず頂く、まずこれから始めましょう。

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